管理会社切り替えの流れ

オーナー様から管理委託の切り替え依頼をいただいたあと、オーナー様から現在の管理物件の詳細を伺った上で、管理会社との契約状況を確認します。

管理会社の契約上、解約通告期間が設けられていたり、場合によっては容易に管理を解約させてくれないケースもあるため、解約がどのくらいの期間でどのようにすれば解約できるかを調べ、手続きを進めます。

また、入居者との契約状況を調べることで保証会社や火災保険がそのまま引き継いで利用していただけるかを確認できます。特に、火災保険については、利用していたものをそのまま引き継ぐにせよ、新規加入するにせよ切り替え前に手続きを進める必要があります。

仮に、利用していたものが手続き期間中に保険の期間が切れてしまったという場合に、その間に入居者が理由の火災など事故が起きた際、保険が適用できなくなるためです。そのため、早急に契約状況を確認し、代理店から保険について手続きする必要があります。

弊社の管理無料プランは保証会社の自動集送金システムの適用によって成り立っています。現在入居者が加入している保証会社が集送金システムを使っていない場合、その保証会社で集送金システムを使えるかどうか調べた上で、システム切り替えの手続きをします。

なお、近年では保証会社の集送金システムを使っている会社がほとんどですが、入居者から集金した賃料はオーナー様に直接送金されるのでなく、一旦不動産会社の方に振り込まれ、月額管理料を除いた上で、不動産会社からオーナー様に振り込まれるという形式になっているケースが多いです。

弊社では月額管理料をいただいていない分、保証会社から集金された賃料は弊社を介さず直接オーナー様の口座に振りこまれるようなシステムを適用しています。そのため、保証会社からの送金先の口座変更が必要になります。

切り替え前であっても、保証会社の契約状況等を伺えれば、手続きを進められますが、口座変更となると通常「前月の10日までに変更手続きすれば来月の賃料から変更先の口座が適用される」といったように、金融機関を介す変更手続きにおいては1日や2日で完了するわけでなく、それなりの時間がかかってしまうため、切り替え中の賃料の扱いについては注意が必要です。

入居者向けに管理会社が切り替わったことを伝える通知書を作成し、入居者に手続きしてほしい保険等の書類と合わせて入居者に送付します。場合によっては直接入居者と連絡を取り、こちらから案内を差し上げます。

オーナー様から管理委託の切り替え依頼をいただいたあと、オーナー様から現在の管理物件の詳細を伺った上で、管理会社との契約状況を確認します。

切り替えが完了した段階でオーナー様にご報告を行い、今後の窓口が弊社に変わります。入居者からの依頼や問い合わせにご対応いたします。管理引き継ぎ後に入居者の解約が決まれば、次の募集のために原状回復工事の手配と募集用の間取り作成など作業を進め、募集条件や賃料の設定を行い、解約に先行して募集を始めます。解約後、室内写真撮影等、空室期間なく入居が決まるように募集作業をしていきます。